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2017年9月6日

たんたんで働く vol.2【舞鶴】|「まずは1回、職場を見にきて! と就活生にお伝えしています。」-社会福祉法人大樹会・時岡享平さん

tokioka kyohei

 

大学生のみなさんは、これからはじまる「就職活動」にどのようなイメージがありますか?

実際にお話を聞いてみると、「早く働きたい!」という声や「考えただけで憂鬱」という声、「インターンシップどうしよう・・」「はじまるのは大学4年生になってから・・?」「地元に帰りたい」などなど、様々な声を耳にします。

 

少子高齢化や都市部への人口集中、テクノロジーの発達、AIの誕生・・暮らしを取り巻く環境が変化していく中で、わたし達の「仕事」や「働き方」は今後10年、20年の間にどのように変化していくのでしょうか。

 

まずは、地域にどんな仕事があるのか、社会人の先輩方がどのように学生生活を過ごしてきたのかを「たんたんで働く」特集(※1) を通してお届けしていきたいと思います。

近い将来のことをあたまの片隅で思い描きながら、これからの学生生活を過ごすヒントにしていただけると嬉しいです。

(※1)たんたん…かつて丹波国と丹後国の一部であった福知山市、綾部市、舞鶴市のこと。

tokiokasan

第2回目は京都府舞鶴市に本社を構える「社会福祉法人 大樹会」南在宅センター長の、時岡享平(ときおか きょうへい)さんにお話を伺いました。

社会福祉法人 大樹会 南在宅センター長/時岡享平さん(2004年入社):1982年生まれ。福井県大飯郡高浜町出身。大学進学と共に大阪へ。ひとり暮らしをするものの、自然豊かな地元が好きで長期休暇に入るたびに帰郷。最初から地元近辺で就職をしようと決めており、銀行に内定をもらっていたが、4年生の時におじいさんが体調を崩したことがきっかけで出会った「福祉」の業界へ進むことを決意。大好きな「野球」を子どもの頃から現在までずっと続けている。日課は朝5時半からのランニング。

 

地域社会にとって「福祉」とは、とても幅が広いお仕事です。

daijukai

1982年12月に設立した社会福祉法人 大樹会。

“一人一人の人生を大切にし、 健やかでやすらぎのある生活を送っていただくことを目指します。” という経営理念のもと、介護サービスや地域支援、子育て福祉、障がい児・者福祉など、地域に暮らす方々に必要な「福祉サービス」を提供しています。

介護が必要な方にサービスを提供するのはもちろんですが、ひとりで暮らす高齢者が多い地域で現在必要とされる “介護予防” や “地域で見守る” といった観点からのアプローチにも力を入れています。

また、職員が、子どもや子育て中のお父さん・お母さんの思いや悩みに耳を傾けたり、障がいのある・ないに関わらずひとりひとりの可能性を発見したりしながら、みんなが笑顔で暮らせる地域づくりに取り組んでいます。

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2017年4月にリニューアルされたHPには、大樹会で働く「楽しませ人」のみなさんが掲載されていますので、ぜひリンク先をご覧ください!

 

卒業後は地元で暮らしたい!進路が決まったあとに出会った「福祉」の仕事。

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開口一番、「福祉業界において僕の進路はちょっと変わっているかもしれません。」と時岡さん。

商業系の高校を卒業後、大学は経営学部へ進学。学生時代は大阪でひとり暮らしをしていたのですが、海が身近にある地元が好きで、長期休暇のたびに帰っていたのだとか。

そんな時岡さんの就活は、はじめから “地元に帰る” の一択で、地元の銀行に内定が決まります。

「都会は流れる時間も人との接し方も違いました。一度外に出てみることで、人との関わりや自然の中で居られる環境が好きなんだと再確認しました。」(時岡さん)

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▲時岡さんお気に入りの、地元の海。(写真提供:時岡さん)

大学4年生のある日、時岡さんのおじいさんが体調を崩されてしまいます。

単位はほとんど取得済みだったこともあり、おじいさんのことがきっかけで1週間ほどデイサービスのボランティアに参加。この時、時岡さんははじめて「福祉」の仕事に携わります。

次第に「本当にやりたいことは何だろう?」「自分らしくいられる仕事環境は?」ふとそんなことを思うように。そして、“やっぱり人と話すことが好きだ” と銀行の内定を断り、思いきって福祉の業界に進むことを決意。最後はフィーリングだった、と当時を振り返ります。

もちろんのことながら、時岡さんはこの時「福祉」に関する資格は何ももっていませんでした。

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