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2018年3月13日

たんたんで働く vol.8【福知山】|「みんな一緒じゃなくてもいいんじゃないかな、と思うんです。」-福知山ワンダーマーケット・美作歩さん

fukuchiyama wondermarket

やりたいことがわからないなら、ゆっくり決めたらいいと思う。

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▲ワンダーマーケット当日の様子。会場は笑顔であふれていました。

大阪の短大へ通っていた美作さん。学生時はアルバイトをして、友達と遊んで、とにかく好きなことをしていたそう。

 

「当時は、暮らしていくためにはお金も大事だけど、就職活動はみんな同じ時期にしなくていいのでは? と思っていました。自分がやりたいことは何か、バイトでもしながらゆっくり考えたらいいんじゃないかなって。わたしは、どちらかというと職を転々としてきた方なので、大学生のみなさんの参考になるかはわからないけどね。」(美作さん)

「それにしても、履歴書に書くのが面倒になるほどいろいろやってきましたよ〜(笑)」とお話は続きます。

例えば、グルメ情報誌をつくる会社に就職したり、「スノーボードがしたい!」と雪山で住み込みのバイトをしたり、音楽が好きだからCD屋さんで働いたり。

町家ギャラリーを運営する仕事をしていた頃は、ホームページが世の中に広がりはじめた時期。独学でホームページやWEBショップをつくったり、デザインをしたり、ワークショップを企画したりと幅広い業務をこなしていました。

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▲ワンダーマーケットの前日、新町商店街に化粧品店を構える公庄(ぐじょう)さんと立ち話をする美作さん。

福知山まちづくり株式会社で、はじめて「まちづくり」の仕事に関わった時のこと。この業界は、これまでいろんなところで培ってきたスキルを全て使う仕事だと感じたのだとか。

まちに、“こんなものがあったらいいのでは?” と思った時に、自分の手を動かせるのが美作さんの強み。経験の数だけ幅広く提案できます。ちなみに、ワンダーマーケットのロゴやチラシも美作さんがつくったそうですよ。

「なかには合わないなと思う仕事もあったけど、やってみないとわからないですよね。ひとつの仕事を長く続けてきたわけではなかったので、ある意味わたしはいい加減にやってきたと思うんです。ただ、あまり考えすぎずになんとなく『やってみよう』とやってきたことが、結果としてワンダーマーケットの開催につながっているのを感じます。」(美作さん)

 

「若い」って、それだけでとってもステキなこと。何だってできるはずだから!

ayumi mimasaka

-美作さんは学生の頃、どのように「就活」をしていましたか?

美作:友達の見よう見まねで、集団面接にとりあえず行ってみた・・という感じでしたね(笑)。

-なるほど。

美作:「就活」は世の中の流れとしても当たり前だったのですが、どこか他人事に感じていた部分があって。本当に働きたい企業ならわかるけど、そうではないのに面接に来ている学生や、面接で決まり文句しか言わない学生に違和感を感じていました。

受かるための言葉を並べた面接って、全然「その人」じゃない。自分が面接官だったら興味をもたないと思うんです。周りの目を気にすることも大事だし、自分だけ就職先が決まっていないのは少し焦るかもしれない。でも、みんな一緒じゃなくてもいいんじゃないかな。

面接なんて、だめなときはだめ! はじめは受け入れられないかもしれないけど、面接官の好みもあるだろうし、相手に合わせ出したらキリがないと思いますよ。落ちたからといって、この世の終わりではないと思うので。

 

-世の中には働く人の数だけ、いろんな「仕事」や「会社」がありますもんね。

美作:今の若者たちがどのくらい感じているかわからないけど、「若い」って本当にステキなこと! やっぱり、若い人いいな〜って思うから。何でもできるんだから、とにかくみんないろいろやってみたらいいんじゃないかな。そうすることで、自分のやりたいことが自然に絞られていくと思いますよ。

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-胸を張って自分のことを「若者」って言えるのはきっと、今この瞬間だけですからね。

美作:今の若い人たちを見ていて、落ち着いているな〜と感心することはあります。でも、同時に「安定」ばっかり考えているともったいないよ! とも思うんです。何をもって「安定」と言えるのかわからないけど、もっと気軽にいろんなことにチャレンジしてみたらいいんじゃないかな。

-収入面や精神面など「安定」にもいろいろありますもんね。それでは最後になりましたが、美作さんにとって「働く」とはどういうことでしょうか?

美作:「働く」とは、“楽しく暮らすためにすること” だと思っています。ほしいもの買うために「働く」、海外へ行くために「働く」、仕事を通して誰かの笑顔が見たいから「働く」。そういったそれぞれの楽しみのために働くんじゃないかなぁ。もちろん生活のためのお金を稼ぐことは大前提だけどね。

好きなことを仕事にできる人もいれば、そうじゃない人もいる。ただ、好きなことを仕事にできたら、仕事も楽しみのひとつになるんじゃないかな。これ、いい質問だね。きっとみんな表現が違うと思うから、いろんな人に聞いてみるのもおもしろそう。100人に聞けば100通りの「働く」があるはずだから。 

-美作さん、今日はお話を伺えて嬉しかったです。ありがとうございました!

 

働くこと、暮らすこと。

その答えは決してひとつではないと感じることができた、「たんたんで働く」全8回のインタビュー。

この先輩にお話を聞いてみたいな! と思った方はぜひ、京都府北部にも足を運んでみてくださいね。その地域で働く人や暮らす人からお話を聞くことで、自分ひとりでは描ききれない「未来」の輪郭がカタチづくられていくのかもしれません。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

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